〇日時 2020年12月19日(土)14:00~17:30
〇場所 Zoom(他部会員、非会員の方もご参加いただけます。参加ご希望の方は、武市まで(michiko_t@toyo.jp(@を半角に換えて送信してください))ご連絡ください。折り返し、ZoomのIDとパスコードをお知らせいたします)
〇テーマ:自由論題
〇モデレーター:武市三智子(東洋大学)
〇スケジュール(敬称略)
・14:00~14:05 開会、モデレーター挨拶
・14:05〜15:05 第1報告(報告30分、コメント10分、質疑応答20分)
田口広樹(青山学院大学大学院)「需要・供給条件の2軸による買物アクセスマップ作成の検討」
コメンテーター:久保康彦(相模女子大学)
【報告要旨】
本研究は一般に買物弱者・買物難民と呼ばれる問題をとらえる視点として、この問題がどこで発生するのかという問題意識の下で新しい買物アクセスマップを提案する。農林水産省の食料品アクセスマップとフードデザート問題研究の買い物弱者マップの課題を整理し、作成手法を検討しつつ、地域の需要条件と供給条件の2次元に基づく買物アクセスマップの作成を行う。
・15:15〜16:15 第2報告(報告30分、コメント10分、質疑応答20分)
李熙明(明治大学大学院)「ブランド論におけるブランド・リレーションシップの位置づけ ―ブランド・ロイヤルティとの比較を中心に―」
コメンテーター:古川裕康(日本大学)
【報告要旨】
ブランド・リレーションシップの概念が提示される以前に,すでに消費者とブランドの関係性を示すブランド・ロイヤルティの概念が存在している。しかし,ほとんどの既存研究は両者の相関関係や因果関係に注目しており,両者の概念的な違いやブランド・リレーションシップの意義に特化した研究が少ない。このような背景の下で,本研究の目的は両者の相違点を指摘し,ブランド論におけるブランド・リレーションシップの位置づけを明確にすることである。
・16:25〜17:25 第3報告(報告30分、コメント10分、質疑応答20分)
大石芳裕(明治大学)「ミレニアル世代と米国流通の新しい動き」
コメンテーター:宮﨑崇将(追手門学院大学)
【報告要旨】
世界の労働力人口の3割強を占め、消費においても社会においても大きな影響をもたらしているミレニアル世代を理解することなしに、現代のマーケティングや流通を語ることはできない。
本報告は、先行研究を踏まえた日米中泰の定量調査と日米企業の定性調査に基づき、とりわけ米国における流通の新しい動きを紹介する。それは日本を含む世界の流通の変容を示しているかも知れない。
Cf.大石芳裕監修(2020)『ミレニアル世代事業戦略』。
・17:25~17:30 部会長挨拶、閉会